カメラアシスタントはつらいよ!

 

 

 

システムエンジニアの職に就きながら、映像会社のアシスタントもしながら生活していた当時の私は、少しでも会社の役に立つために必死でした。

 

しかしながら、慣れない土地での初めての一人暮らしということでいざ仕事が終わると、どこそこに遊びにでかけたり、暇そうにしている友達を見つけては家に招きいれたりして、学生気分も抜けずに寝る間も惜しんで飲みに出かけたりする毎日になっていました。

 

システムエンジニアの仕事は、実際に現場に直行してそこのホストコンピューターを操作するものがほとんどでした。

 

 

 

なので毎日毎日初めて行く現場であり、道を覚えるのもやっとで、現場の店舗名・会社名もとても覚えきれないなぁと思いながら過ごしていました。

 

この会社の所長がとても変わり者で、嫌味ったらしく暴言を吐く天才でした。

 

当時の自分より1回りも年上の先輩が、所長による暴言・罵倒により、ほとんど鬱状態になってしまっていました。

 

人として扱われていないような人間関係の会社に日に日に嫌気がさしていたことも重なり、先輩につれられ愚痴大会の飲みを繰り返していました。

 

 

その先輩とわたしの違いといえば、他に逃げ道があったこのなのかもしれません。

 

わたしがある程度仕事を覚えていけば、その所長の標的の1人になることは大体予想できてしまっていました。

 

 

 

 

そんな中、わたしの本当の雇われ先である映像会社の数少ない社員の1人が急に会社を辞めてしまってのであります!

 

その影響は当時のわたしに浴びせられました。

 

なにかあるたびに映像会社の手伝いに呼ばれ、どんどんとシステムエンジニアの仕事との比率が逆転していってしまったのです。

 

 

運転手兼カメラアシスタントとして様々な現場の撮影に出かけ、もともと物作りが好きだった性格もあってか、映像の仕事が入るたびに楽しみに感じていったのです。

 

企業VP撮影時の三脚持ちとしていろいろな場所に撮影同行しましたね!

 

当時のビデオカメラは現在と比較にならない位重く、別にバッテリーとVTRがありどうしても大掛かりになってしまいます!

 

照明なども必要な時はバッタバタで、人手がいなくて3人の時なんかは荷物運びだけでも汗だくになっていましたね!

 

なので夏場の撮影の後はたかがカメアシでもクタクタになって爆睡してました!

 

カメアシをしていると、カメラマンがどういう画を撮っているのか凄く気になり、こっちから撮ればいいのに、とかいろいろと自分なりに考えるようになりました!

 

 

 

 

嘘だろ!と思ってしまったエピソードをおひとつ!

 

 

なにかあるたびに、「ジュース買ってきて」とパシられることは日常茶飯事なのですが、超天気のイイ真夏に、「ホットコーヒー買ってきて」と頼まれました・・・

 

耳を疑いましたが、こんな時にホット飲めないだろ!と思いながら自販機を探しました。

 

現在のようにコンビニがそんなに無い頃なので相当な距離を歩きました。

 

 

 

 

やはりと言うか当たり前と言うか、表記はすべて【つめた~い】なのです!

 

自販機を3台ほど渡り歩きめちゃめちゃ汗だくになり、あまりにも待たせてしまっていることもあり仕方なくアイスコーヒーを買って、休憩している上司のもとに戻りました。

 

 

俺「お待たせしました、結構探しましたけど、やっぱりホットはどこにもなかったです。」

 

・・・・・!!!!!

 

上司「コーヒーはホットが基本だろ! なんでアイスコーヒー? こんなもんコーヒーじゃ無い! 俺は認めん。 アイスコーヒーなんて飲む奴の気が知れんわ!!!」

 

・・・・・

 

 

 

 

そ、そんな殺生な・・・・・

 

上司はアイスコーヒーに口も付けずに、ずっと怒り狂っていたのでした!

 

 

 

 

 

今回はここまでですよん!