みなさまこんにちは!
幼稚園の発表会の撮影や、吹奏楽部の演奏会の撮影には、【前撮り】というものが追加で行われます。
幼稚園では、お絵かきしているところや外遊びしているところなど、園での普段の生活風景の撮影になります。
演奏会などは、学校でのリハーサルや練習風景と、部員のインタビューなどを撮影します。
ブライダルではスチールカメラマン(写真)に同行して、様々な景色の良い場所でイメージカット的な映像を衣装ドレスにあわせて撮影します。
この前撮りというものは、だいたい時期が重なることがとても多くて、平日などにまとめて撮影することになっちゃいます。
編集が忙しいと言って、上司はなかなか撮影に行ってくれず、外注のカメラマンを頼むと支払いが発生してしまうのでなるべく社員でまわしたい、・・・となると新人のオイラの出番となるわけです。
オイラとしても、実践でカメラに慣れていくためには最高のイベントなんです!
なので毎日のように撮影している時期もけっこう多かったりするんですよね。
ではまず吹奏楽部の前撮りについてふれていこうと思います。
演奏会本編ではあまり撮影できないものを主に撮影していきます。
パート別に練習している様子や、学校の音楽室で顧問の先生による指揮での全体合奏をメインに、休憩しているところや遊んでいるところも撮ったりします。
演奏会本番ではなかなか出番のない楽器とかをドアップで撮ってあげたりすると喜ばれるんですね。
簡単に説明すると、トランペットは本番でソロプレイが何回もあってすごく目立つんですが、コントラバスやチューバは楽器も大きいので顔が映りづらく、あまり目立てない楽器だったりします。
なので担当楽器によって、「わたしあんまりビデオに映ってなかったなぁ・・・」なんて思われないように前撮りの映像でカバーしてバランスをとるわけなんです!
小学生・中学生・高校生・大学生・社会人楽団と様々撮影しますけど、楽器を演奏できる方々に尊敬してしまいます。
オイラが中学校に入学したときに、友人から吹奏楽部に誘われましたが当時は全然興味がなくてバスケットボール部に入ってしまいましたが、誘いに乗って吹奏楽部に入っておけば楽器触れられてそれはそれで楽しかったんだろうなぁって今となっては思ってしまいます!
サックスなんて吹けたらカッコイイじゃないですか!
小学生の頃に、ピアノを習ってる男友達がいたんですが、「男の癖にピアノなんてダサい」と思いながら、サッカー部に入って汗を流していました。
家庭環境的にも楽器なんかはまったくの無縁だったので考えることもありませんでしたが、映像の仕事で音楽関係の方々と関わっていくうちに、ピアノを弾ける男性や楽器演奏できる男性に憧れていってしまいました。
小学生の頃、馬鹿にしてしまった男友達に謝りたい気持ちです!
話しがそれましたけど、こういう撮影にながく触れていると、いろんな楽器の音の違いも分かってきて、あまり聴くこともなかったクラシック曲にも詳しくなってしまうものなんですよね。
毎年開催されている吹奏楽コンクールの地区予選の撮影もしていたので、5日間ずっと早朝から夜になるまで演奏を聴くことになるんです。
演奏はできませんが、撮影ならまかせろってな感じで、いち早くこれから鳴る楽器を探し当てる勘も養われていきましたよ!
音楽の変化に合わせて映像を組み立てて撮影していくことも慣れてくると快感に変わっていきました!
なのでオーケストラや吹奏楽は、大好きな撮影のひとつでありんす☆
と、今回はここまでということで、またねん!